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「金融機関が審査厳格化」という意味

2011.11.12

二〇〇七年の秋以降、日本の金融機関はSPC向け融資を絞り始めた。公的資金で資本注入があった大手銀行も、公的資金完済後は、中小向け融資の比率を金融庁に厳しく問われることが急減した。つまり、SPC向け融資は中小向けにカウントされていたが、その比率の強制を受けなくなったという意味である。サブプライム問題もあって、金融機関の多くは不動産ファンド(SPC)向けのノンリコースローンの比率(LTV)を下げる、あるいは不動産査定を厳しく見ることで、ファンド組成者の思うようにはいかなかくなった。

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なかには融資自体に消極的になる事例も増えた。しかも、サブプライム問題が発生し、その後の金融動乱で、外資からの資金調達は実質不可能になった。「リーマン−ショック」以降では、それがさらに深刻化した。